柿渋について

『柿の豊作、医者いらず』、『柿が赤くなると、医者が青くなる』

『柿』、日本人に非常になじみの深いこの果実は、懐かしい日本の風景として描かれる日本の農村などには必ずといって登場するなど、日本人に親しまれています。

『柿の豊作、医者いらず』、『柿が赤くなると、医者が青くなる』という諺や、柿の学名が『Diospyros kaki(ディオスロピスカキ)Thunb』といわれ、ラテン語で、『神から与えられた食べ物』という意味を持つことから、薬果としても大切にされてきたことが伺えます。
では、『柿渋』とは、一体なんであるのか?

『柿渋』は、渋柿の実の青いうちのものを採取し、砕き絞って得た溶液を寝かし発酵させることによりできるドロドロとした茶色い液体です。

日本独自の天然素材として発達し、古くは平安の末期から、生活に欠かすことの出来ない素材として、日本人の生活の身近なところで広く塗料や染料として、又、民間の治療薬としてなど利用され、育ってきた伝統文化です。

柿渋の持つ色が使われている有名なものとしては、日本の伝統芸能である歌舞伎の『定式幕』があります。又、柿渋と弁柄を使い染められた色は『団十郎茶』とも言われ、役者の市川団十郎と市川家のシンボルカラーになっています。

柿渋の持つ主な効果と利用されてきたシーン

●塗料として

防水・防腐・防錆・防虫・防カビ・補強・防虫効果を利用し押入れや畳の下には渋紙(はり重ねた和紙に柿渋を塗って乾かしたもの)を敷いていた。
・強度が増し、防腐防水の効果があるので、団扇や唐傘、樽や桶に柿渋を塗っていた。
・補強強化と防水効果があることから、魚網には柿渋を塗っていた。
・防腐、防虫の効果があることから、建材の下塗りや、土中の部分に柿渋を塗っていた。

●民間の治療薬として

収斂作用・高血圧や脳卒中などへの効果
・収斂効果、皮膚を保護する効果の高いことから、火傷や、しもやけ、虫さされに塗る。現在は、これを応用し化粧品の原料として活用。
・主に高血圧や脳卒中、歯周病の予防のために、民間医療薬として服用されてきている。

●食品での活用

抗菌・消臭やタンパク質との結合作用の利用
・柿の葉寿司
・江戸時代より現代に至るまで、日本酒の清澄剤として使用されている。

見直される柿渋

長く日本人の生活に欠かせぬものとして利用された柿渋ですが、石油化学製品の急激な普及により、その需要は一気に減少しました。
しかし、化学物質の大量生産と消費のともなう環境汚染や環境ホルモン、シックハウス症候群など数々の問題が取りだたされ、『地球にも人にも優しい』、『エコで安全・安心』ということへの認識の高まってきた今、柿渋は日本古来の安全・安心な天然素材エコ素材として見直され、現在、塗・染料としてはその独特の風合いが好まれ衣類や雑貨に使われたり、ホルムアルデヒドへの吸着性などで健康素材の内装材としても再注目をされており、現代に求められる天然素材ということが出来ます。

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